近況報告

6月1日

あっという間に今年の前半最後の月。つい先日、年賀状、読んでた気がするのに。
そして、来週、父親の三回忌があります。
10日余りの病院での付き添い。その後の母親の生活決定。
「生きることと、逝くこと」
あの頃は、大変ということと共に、色んなことを考えさせられました。今もだけどね。
「人は一人ハダカで生まれ、一人ハダカで死んでいく」
そうあろうと、決心したのですが……。

まずは、ゴミ屋敷からの脱出。日々少しずつ、少しずつ片付けています。
人には分からないだろうけど、ボクには分かる。遅々たる歩み。でも、この一歩は大いなる前進。あと半年でどう変わるか楽しみ。フッ、フッ、フッ。
世界はダイナミックに変わっているというか、ちっとも変ってないと言うか。
アフガニスタン、カブールで爆発。
もうずいぶん前に、『熱砂』(文春文庫)を書いた。最初のタイトルは『アフガンの風』。ヤッパリ泥沼化。タリバンがISに。
「テロと宗教」相反することが、一体になってる。本当は違うんだろうけどね。現実は辛い。
異教徒、敵対する者と戦うことが「聖戦」。自爆テロで死ぬと、酒池肉林が待っている。こういうのって絶対にヤバい。
若者には、ヤッパリ、仏教かね。天国と地獄があって、悪いことをすると地獄で閻魔様に……。コワかったもの、地獄絵なんか。人を殺したり傷つけない、ウソを付かない、盗まない、借りたモノは返す……。あっ、悪いことの概念が違うんだ。

「いじめ」や「虐待」でも、多くの子供たちが死んでる。「死」に対する恐怖が薄くなってるのか、本気で次の世界を信じてるのか。これも、異論が多いだろうね。
日本もチマチマと忙しいし。
同じ現実、事がらでも、人の考えや立場で180度違ってくる。誰が、どちらが、正しいのやら。ボクには分からん。

今月は22日に、『富士山噴火』が文庫で出ます。ドカーン。嗚呼ーー。
『M8』『TSUNAMI』『東京大水害』の番外編。でも、いずれ……。
富士山は活火山です。ボクは休火山と習ったんだけどね。いつの間にか……。

そして、来月7月8日(土)に垂水駅高架下の商店街の本屋さん、「ふたば書房」でサイン会。
なにか、イベントもやるそうです。ボク、歌でも歌うのか。それともダンスか。詳しくはまた。友達100人、連れてきてね。これについては、また詳しく。

6月24日(土)は岡山で講演。山陽新聞社9階、大会議室。
「文章教室」と名前はついてるけど、何を話してもいいそうです。
何がいいんだろう。こういうとき、悩む。全員に興味があることは、難しい。最大公約数を取るしかない。で、何人かは、コックリコックリ。まあいいか、子守歌だ。

今月は、後半はほとんど神戸にはいません。
マレーシア、東京、岡山、そして東北を回ります。グルグルグル。目も回る。